お正月はウィーンにニューイヤーコンサートでも聴きに行きましょう!
なんてことは夢のまた夢、と思っていたら横浜みなとみらいホールであるではないですか!
ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団のニューイヤーコンサートが。
お正月のよく晴れた午後、横浜のウィーンに行ってまいりました。
久方ぶりのみなとみらいホールは、ニューイヤーらしくステージ前面に色とりどりの花が飾られていてとても華やか。
開演前には中国の獅子舞、休憩時間には雅楽と舞が披露されてお正月気分が盛り上がります。
曲はほとんどがウインナワルツで、あまりワルツを聴かない五代目でも耳にしたものばかり。
指揮者のヴィルトナーさんは元ウィーンフィルのヴァイオリニストですので、途中の曲ではヴァイオリンを弾きながら指揮をしています。
楽団員の方達も演奏の中でコントをしたりして、笑いと感動で進行していきます。
終曲「美しく青きドナウ」の後のアンコールのひとつ、日本の「一月一日(いちがついちじつ)」は身震いするほど良く、オーケストラ演奏でありながら、日本のお正月はいいなあと改めて実感した次第。
そして待ちに待った「ラデツキー行進曲」!
この手拍子こそがニューイヤーコンサートですものね。
正面席、2階席、会場の右半分、左半分、そして全体と、指揮者の合図に合わせて観客が手拍子をします。
会場中が一体となってクライマックスへとなだれ込み、興奮の中で幕を閉じました。
万雷の拍手とブラーボの嵐。
一年の幕開けに相応しいコンサートでした。
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