
先日、ガレットのお店、ル・ブルターニュさんのことを書いたとき、子どもの時分に家族で行った渋谷のモンパンのことも書きました。
そのときにモンパンは、道玄坂にあったと書きましたが、公園通りの間違いだったようです。
早稲田大学の小沼純一先生が、当時のモンパンのマッチを持っていらっしゃって、その写真を送ってくださってそのことを知りました。
今から40年以上前ですから、渋谷も今のようには賑やかでなかったはずで、夜の公園通りはどことなく薄暗かった思い出があります。
モンパンは、そんな中に明るく佇んでいたのです。
せめて中学生か高校生になっていれば、お店の印象もはっきりと覚えていたかもしれませんが、如何せん幼すぎて、クレープというお洒落で美味しい食べ物のことだけが記憶に残っている次第。
当時外食をするときは祖母も必ず一緒に行ったものですが、明治38年生まれの祖母はハイカラでした。
モンパンのクレープやビーフシチューをはじめ、ステーキやハンバーグなど洋風のものも好んで食べていましたから。
祖母は家でもよく食事を作ってくれていたのですが、ハムエッグスやオムレツなどが得意だったように覚えています。
ハムエッグの時は、卵を2個使い、ハムエッグスと、きちんと複数形で言っていたことを今でも思い出します。
話が飛んでしみましたが、モンパンも祖母のこともいい思い出です。
そういえば今日はお彼岸でした。
ご先祖様に手を合わせておきますね。
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