
物を大切にする気持ちは大事ですね。
八幡鮨の若手実力派の北島くんは、殊の外道具を大切にします。
それも職人の魂といえる包丁を、です。

彼の包丁への愛は大したもので、休みの日には行きつけの合羽橋道具街の包丁屋さんに通うほど。
そして、彼の包丁は刀身も大したものなら、柄にもこだわるので結構なお金をつぎ込んでいることでしょう。
北島くんに聞いたところによると、現在柳刃包丁が5本、出刃包丁は3本持っているそう。
その包丁を、どんなに忙しい時でも、毎晩時間を掛けて丁寧に研いで磨いています。
これを愛情と言わずして何と言いましょう。
道具を大切に扱えば、道具もそれに応えてくれる。
彼の捌いた魚、切りつけしたお刺身をぜひご賞味ください。
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