お能や謡、人形浄瑠璃や落語など。
いろんな伝統芸能に触れる機会をいただいていますが、先日は講談を聴く機会を得まして行ってまいりました。
場所は門前仲町の深川東京モダン館というところでして、ここが歴史ある建物なんです。
この日は神田陽子師匠を中心とした女流講談師の会。
素敵なお着物の講談師さんたちが高座に上がられて、それはそれは華やかです。
演目は人情ものが多く、どなたの講談もたいへんに聴かせてくれるものでした。
人情ものに弱い五代目は、特に神田陽子師匠の「五郎正宗孝子伝」に落涙です。
人情噺といえば、以前国立劇場で聴いた故桂歌丸師匠の「双つ蝶々 雪の子別れ」も泣けたののです。
ベテランさんのはなしは本当に良いものですねえ。
素晴らしい講談をありがとうございました。
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