かれこれ10年以上のおつきあいになる指揮者のトレヴァー・ピノックさん。
何年か前に紀尾井ホール室内管弦楽団の首席指揮者に就任されましたね。
来日されるとほぼ毎回八幡鮨にいらしてくださり、お寿司を堪能されるほどのお寿司好きでいらっしゃいます。
先月末にもお店に来てくださいました。
その時はソプラノのラウリーナ・ベンジューナイテさんとテノールのマウロ・ペーターさんがご同行。
今回も愛してやまない新潟のお酒とお寿司を堪能されました。
そして翌日は紀尾井ホールでのコンサートでして、そのコンサートに五代目もご招待していただきました。
演目はメンデルスゾーンの宗教曲が多く、五代目は気負って出掛けましたが最初の曲「オラトリオ聖パウロ」から美しい旋律に引き込まれてしまいました。
ピノックさんの演奏はそれはそれは素晴らしく、それにラウリーナさんとマウロさんの歌声が合わさりますから夢心地になります。
新国立劇場合唱団のみなさんも本当に素晴らしい!
トリの曲は交響曲第2番「讃歌」。
出だしの美しく透明感のあるトロンボーンからこの曲に没入します。
ここでもお二人の独唱に酔いしれました。
高音で伸びやかなラウリーナさんと力強さとマイルドさを併せ持つマウロさん。
惚れ惚れします。
終演後には楽屋にお邪魔してピノックさん、ラウリーナさん、それにマウロさんに感謝を伝えました。
そもそもこういった方たちとのご縁を繋げたくださったのは慶應義塾大学の教授でいらした中矢一義先生です。
その先生が世界の一流音楽家のみなさんを八幡鮨に連れてきてくださり、そこからさらに発展していきました。
このブログでも何度か登場しているAntoine Palloc(コレペティトール)さんや彼の友達のMarc Leroy-Calatayud(指揮者)さんはじめ、Patrick Messina(オーボエ)さん、Silvia Careddu(フルート)さん、 Beatrix Hulsemann(ヴァイオリン)さんなどなど素晴らしいご縁です。
中矢先生には感謝してもしきれません。
ありがとうございます。
これからも素敵なご縁をつないでいきますね。
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