先日山梨は甲府でコバケンこと小林研一郎さんのコンサートがあり聴きにいってきました。
今までも何度かマエストロのコンサートにはお邪魔していますが、今回は当コンサートの司会を務めるフリーアナウンサーの三浦実夏さんからのご招待でいってきました。
三浦さんといえば学生時代に八幡鮨で4年間アルバイトをしてくれていて、当時からクラシック音楽に興味を持っているような学生でしたので、コンサートの司会はまさにぴったりです。
甲府への行き帰りは特急あずさ&かいじでしっかり鉄分補給するのも忘れません。
ちなみに行きの車内では船山隆先生の「マーレリアーナ」を帰りは小沼純一先生の「オーケストラ入門」を読み返します。
本日の会場はYCC県民文化ホールというところで、五代目も関係者ということでゲネプロから聴かせていただきます。

本番のコンサートももちろん楽しいのですが、このゲネプロがなんといっても楽しいんです。
指揮者のコバケンさんがいろんなパートにそれぞれに要望を伝えて、それを音にして仕上げていく。
そしてこれらが本番で表現されるんですね。
さて、いよいよ本番です。
最初の曲はヴェルディの「運命の力」序曲。
コバケンさんは指揮台に立つなりタクトを振り下ろすので、聴く側としてはいきなり音が鳴りだすように感じます。
2曲目はイギリスの第2国歌と言われる、エルガーの「威風堂々第1番」の、それも合唱付きです!
YouTubeなどで見ることはあっても、合唱つきを聴くのは初めてで、その素晴らしさに感動しました。
司会の三浦アナも曲の合間にジュニアやシニアの奏者の方にインタビューしたり、滞りなく進行させたりと、素晴らしい司会をされていました。
締めはマーラーの交響曲第1番「巨人」。
金管と打楽器の主張が強いこの曲は五代目の好物です。
コバケンさんの指揮も演奏も迫力があります!
残念ながら終演後にマエストロにご挨拶することは叶いませんでしたが、素晴らしい演奏を聴くことができて幸せでした。
マエストロ、梨響、三浦アナ、ありがとうございました。
帰りは甲府のうなぎの名店「石水庭横内」さんで鰻弁当を作ってもらい、車内でささやかな打ち上げを楽しみました。





