からすみへの道のり

おすすめグルメ
からすみ大根

ランチのネタで人気のある沖ボラ。

ボラと聞くと河口付近で多く見かける、あの黒いボラとは違いこの沖ボラは河川に近づくことなく沖合に生息する美味しい魚なんです。

沖ボラはこの時期になると産卵前で卵を持つようになり、大きくなったお腹を開けてみるとボラ子と呼ばれる卵か白子がぎっしりと詰まっています。

白子は煮付けにして一品料理やお通しに、そしてボラ子はからすみにしていきます。

さて、今日はからすみの作り方を簡単にご説明してまいりましょうか。

以下は製作者の雄哉の解説です。

「ボラは丸のまま仕入れて、卵を傷つけず慎重に取り出す。
丁寧にスプーンの腹で卵の血を抜き、氷水で締める。
血抜き(1〜2日)の後、塩漬けにする。
塩漬けは1日毎にボラ子からでる水を捨て、塩を足して計3日間。
塩抜きを2日〜3日かけて行い、味噌床に1週間漬け込む。
そのまま天日に干して約1週間半。硬さを見て完成を待つ。」以上です。

こうしてお酒に合う美味しいからすみが出来上がるんですね。

ぜひ日本酒などのお供に、からすみをお召し上がりくださいね。

八幡鮨ではからすみをはじめ、鰊から数の子を作ったりと、美味しいものへのこだわりを持っています。

そういった取り組みもまた「味わって」いただけたら幸いです。

お腹にはびっしり卵が!
血抜き完了
からすみ大根
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