「かじや」と聞いてみなさんは何を想像しますか。
五代目は包丁を使う身ですから、真っ先に鍛冶屋を思い浮かべます。
あるいは名前の梶谷さんなんかも思い浮かぶかもしれませんね。
先日ある若い人と話をしていて、包丁研ぎの話題になり、何の気なしに鍛冶屋さんという名称を口にしました。
詳細は忘れてしまいましたが、鍛冶屋さんは研ぐのが上手だね、というようなことを言ったと思います。
しかしその若い人にとって「かじや」さんは鍛冶屋さんではなく家事屋さんを連想させたようで、なんとなく話が噛み合いませんでした。
よくよく聞いてみると五代目の口にしたかじやさんは彼にとっては家事代行サービスのことと映ったようでした。
う〜ん確かに、家事代行サービスさんなら包丁研ぎのサービスもやってくれるかもしれませんね。
ちなみにその子は鍛冶屋という職業を知らなかったそうで、これも時代の流れで仕方ないことでしょうね。
でも素晴らしいと思うのは、かじやと聞いて自分の知識の中でそれに相応しい言葉を瞬時に思い浮かべたことです。
頭が柔らかいというのは良いことですね。
さてさて、無駄話は終わりにして今日も包丁を研ぎましょうか。