まかない79
梅のきれいな季節になりましたね。

梅とは関係ありませんが、今日はまかないシリーズを載せてみようと思います。
最近食べた丼(どんぶり)物をいくつか紹介いたしましょう。
まずは五代目の大好物の牛丼です。
以前もお話ししたかもしれませんが、五代目が中学生の頃、冬休みに山形県の蔵王にスキー教室に行きました。
そのときのお昼ごはんで注文した牛丼は今でも忘れられない代物でした。
牛丼とは名ばかりで、乗っているのはほとんど玉ねぎ!
当時スキー場の食堂の食事といったら、高くて不味いというのが一般的でしたから仕方ないのですが、それでもひどかった。
今では健康のために玉ねぎも進んで食べますが、当時はネギ類が大の苦手でしたので苦行のようだったことを思い出します。
いっそのことメニューに「ねぎ丼」としてくれていたら注文しなかったのに!とひとり憤慨したものです。
ちなみに今でも長ねぎは大の苦手なことに変わりません(これは四代目譲りかな)・・・
そんな過去を知ってか知らずか、雄哉が玉ねぎたっぷりの牛丼を作ってくれました。
五代目も今は大人ですから、血液サラサラを考えて美味しくいただきましたよ。

もうひとつのどんぶりは親子丼。
いつもは5人前の親子丼を作るのに、LL玉の卵を10個以上使うのですが、卵高騰のご時世ですので使う卵も減らします。
代わりに片栗粉でトロみをつけてかさ増ししたとのことで、この方がむしろさっぱりしていて美味しいぐらい。
一石二鳥ですね。

最後にもうひとつ、クラムチャウダー丼です。
クリームシチューというのは、味としてもおかずにするにはパンチが少ないし、およそ白飯と一緒に食べるのは遠慮したい五代目です。
しかしこの日のものはクリームシチューではなくクラムチャウダー。
これは予想に反して、どんぶりにして美味しい一品でした。
深川丼とはもちろん違いますが、それに通ずる味わいがあります。
本場ボストンのそれは食べたことがありませんが、YouTubeで研究しながら料理を作る雄哉のことですから、本物に近いことは間違い無いでしょう。

ちなみに冬の寿司だねに煮はまぐりがあります。
九十九里や茨城の鹿島でとれる大ぶりの蛤を握ってお出しするのですが、外国のお客様にお出しするときは、わざと間違えて「This is a clam chowder」と言ってお出しします。
キョトンとするお客様に「Oh,I’m sorry I was wrong, Then this is math. Clam chowder minus chowder equals… clam!」とおどけることを忘れません。
おあとがよろしいようで。




