鉄道が好きな五代目はほぼ毎年、小旅行を兼ねて伊豆は河津に早咲きの桜を観に行っていました。
湘南新宿ラインと伊豆急行を乗り継いだり、国鉄型185系「踊り子」を使ったりして、沿線風景を楽しみながら、早春の伊豆を楽しんだものです。
河津川の堤に延々と続く桜並木の下を、人の流れに身を任せてそぞろ歩くのは、それはいいもので、いつも「来年もまた来よう」という気持ちになります。
ただ、去年も今年もコロナの影響で当然のことながら行くことを敵わず諦めていました。
しかし拾う神もあるもので、近所の公園にそれが咲いているではないですか。
中野にある哲学堂公園に河津桜が満開に咲いてたのです。
密を避けるため、どこへ行くのも自転車で出かけている昨今。
今は定休日を月曜日にしているので、おかげで平日の公園を満喫することができます。
哲学堂公園の中に佇む趣のある建造物や池の鯉、紅白に彩られた梅林などを愛でながら歩いていくと、2本の河津桜が春の陽を受けて咲き誇っています。
現地に行かずとも、こうして河津桜に出会うことができました。
河津川の堤に並ぶ屋台での食べ歩きはできませんが、このコロナ禍ではこれでじゅうぶん。
いいお花見ができました。
※最初と下の2枚の写真は4年前に河津で撮ったもの
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