お寿司を握る時はどうしても下を向き加減になってしまいますから、休み時間などはなるべく空を見上げたりして背中が丸くならないように努めています。
昼休みの公園に行き上を見ると、大きなもみじの木から木漏れ日が漏れていました。
まだ若い葉が太陽の中でゆらめく様は、春そして初夏の訪れを感じさせる光景。
よく見ればもみじの葉はまだ小さく若々しく、新緑の季節がやってきたぁ!と自然と笑みがこぼれてしまいます。
新緑だけではありません。
周りを見渡せば色とりどりの花が咲いているではありませんか。
街路のハナミズキは白い花で彩られ、植え込みのツツジは赤、しろ、ピンクと整然と色分けされています。
大好きなモッコウバラは柔らかなレモンイエローがこんもりとして、その優しい色と相まって心を暖かくしてくれますね。
今年は桜が長かったせいか、これらの花とのインターバルは短かった気がします。
用事があって目白駅に行くと、駅前に立派な藤棚が設えてあって、天井からたわわに実るブドウのように藤の花が垂れています。
山藤とは違う作られたそれもまた、都会の中のオアシスのようでいいですね。
野辺に咲くタンポポすらも美しいこの季節。
外に出て色とりどりの花たちを楽しみましょう!
下に最近撮った写真を並べてみました。
皆様の目の保養になれば幸いです。
※写真の最後の2枚はありし日の池袋西武百貨店の屋上庭園で、春夏秋冬のいつ訪れても綺麗な花々が出迎えてくれたものです。
多くの人にとってのオアシスも、百貨店売却の影響か今では草木も枯れ果ててしまったと聞きました。
モネの睡蓮を模した池は見事なものでしたが、その風景に会えないのかと思うと残念でなりません。
次に入る業者がメセナ的発想を持ち合わせていることを願ってやみません。






コメント