お琴を弾く時に使うばち。
その形に似ているから付いた名前がバチコ。
日本料理の世界ではナマコの卵巣を三角形にして乾燥させたものをそう呼びます。
しかし複数のナマコを仕入れてもなかなか卵巣を持つものは少なく、大抵はコノワタ(ナマコのわたの略)が入っています。
コノワタも珍味ですから美味しいのですが、貴重な卵巣が入っていれば乾燥させてバチコを作ります。
今回も綺麗な形のバチコができました。
鮮やかなオレンジ色が目を引きますね。
珍味ですから少しずつ召し上がれ。
日本酒にぴったりのおつまみですが、量が少ないので売り切れの時はご容赦を!
