紫陽花を愉しむ
ニュースによると今年は黒潮の大蛇行が収束するかもしれないとのこと。
それだからか、近年にしては珍しく5月も過ごしやすかったし、6月に入ってもまあまあ過ごしやすい日が多い気がします。
反面入梅は早かったようで、紫陽花が際立って美しくみえるこの頃です。
今日はお昼休みが長く取れたので、近くの甘泉園公園にそれを見に行ってきました。
小雨の降る午後でしたので、公園の中に人はごくまばらで、おかげで綺麗な紫陽花たちをゆっくり堪能することができました。
紫陽花は生えている土壌の性質によって花の色が変わると聞きましたが、ほとんど同じ場所で生えているものでも色が違ったりするのは何故なんでしょうね。
雨の日といえばカタツムリが付きものですが、この日は残念ながら見受けられず・・・
甘泉園の森もひと月ほど前は新緑の明るい緑色でしたが、曇天ということもあるでしょうが今では鬱蒼と茂っています。
小さな小さな森であり生えている木も杉ではありませんが、この森の中にいると瀧廉太郎の箱根八里を思い浮かべてしまいます。
「昼猶闇き杉の並木」
心の中で口ずさみながら滑りやすい小径を歩いて昼の散歩を終えました。






