知識は学問から 人格はスポーツから

知識は学問から 人格はスポーツから

日本野球の父と言われる安部磯雄先生の言葉に「知識は学習から 人格はスポーツから」という有名なものがあります。

四代目が若い頃、よくお店にプロ野球読売巨人軍の谷口五郎さんがいらしていて、あるとき四代目に「いま野球部の安部寮に飛田穂洲さんがいらっしゃるから会いに行こう」と言って二人で会いに行ったそうです。

寮の監督さんのお部屋の中で四代目が墨を擦り、飛田監督に書を書いてもらいました。

それが一枚目の写真のもので、かの有名な言葉「知識は学問から 人格はスポーツから」と書かれています。

五代目もこの書のことは覚えていますが、八幡鮨を建て替えるときにどこかに散逸してしまったそうなのです。

残念ですね。

写真は昭和30年代初頭のもので、写っている女性は四代目の妹の久仁子。

久仁子も八幡鮨のお客様から人気だったようです。

四代目の妹の久仁子(十代の頃)と、その後ろに掛かるのは飛田穂洲監督自筆の書

それともうひとつ。

八幡鮨の店内に入ってすぐのところに掛けてある漢詩があります。

これも飛田穂洲さんの筆によるもので、カウンターでお酒を飲みながら書いてくださったものです。

漢詩は唐代の詩人 王翰(おうかん)による涼州詞というものです。

長年この詩の意味を理解していなかったのですが、早稲田大学のトラン・ヴァン・トウ先生が翻訳してくださり初めて理解するに至りました。

これも貴重な宝物です。

意訳するとこのようになるそうです。「葡萄の美酒を夜光の盃で飲もうとすると、馬上から琵琶が鳴り、酔って砂上に倒れ伏しても、君笑わないでほしい。古より戦に征って無事に帰れたものがどれだけいたことか。」

このところ、このブログでは昔のことを多く書いていますが、まだまだ貴重な事柄も多くありますので、機会を見つけてまた書きますね。

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